2011-10-23

night cruising

夜から夜へとわたりあるけば、いつまでもずっと眠っていられるのではないか。太陽の動きを計算し、ひたすら地球の裏側へ裏側へとまわりこむ。太陽が日本にあるとき、わたしはブラジルにいる。太陽がイギリスにあるとき、わたしはニュージーランドにいる。そうして太陽を避け、夜のしっぽをえんえん追いつづけていさえすれば、わたしは永遠に真夜中の住人であり、一生のあいだずっと、眠ったり、ごろごろしたり、布団の中でまどろんでいるだけでいいのだ。というような考えを猿に話したら、たえず移動をつづけるのなんて普通に暮らすのよりよっぽどつかれるし、だいいち忙しくてとても眠ってなどいられないじゃないか、と歯茎をむかれた。

2011-09-23

角界のガガ

きゃきゅきょの音が気になる。強力粉、恐縮、恐怖のみそ汁など。字の練習。洗濯物を干すために出た屋外でジリジリの太陽に焼き尽くされ灰になった。ここ数日老犬の食欲がまるでなく、動物病院に行ったら恐怖のあまり犬がてんかんを起こしてしまったので往診をたのんで点滴を打つなどしていた獣医さんもついに匙をポーンとお投げになって、ネギ以外なら人間の食べているものなんでも食べさせてよいとのこと。かぼちゃや白米をやったらもりもり食べはじめみちがえるほど元気になったが、偏食が激しく昨日食べたものを今日は見向きもしないといった具合であいかわらずつきっきりでいろんなものをためしためし食べさせなくてはならない。きのうはモウのカプチーノ味をふたりで分けた。たいへん美味であった。もうひとつ、獣医さんがヨガがいいと言っていたので勧めてみたら、あれよあれよの間に健康になりインストラクターになるまでに成長した。というわけで、アマゾンでうちの犬が出したエクササイズブックが買えます(けっきょく宣伝でゴメソ!)

2011-09-22

THE WEEKENDER

とまれ、我々はふたたびテントをたたんで次の寝床を目指した。延々続く一本道。どこにあるとも知れぬ新しい町へたどり着くまでは、必然的に路上で夜を明かすことになる。恋のダウンロードー、ふたりパレードーという歌。わたしに日記など書けるだろうか。きょう覚えたことばはマンゴーキチガペーノ。

2011-09-02

We'll miss you, summer.


金沢の21世紀美術館で開催されているart-ZINE:冊子型アート・コミュニケーションに参加しています。9月25日(日)までですので、お近くの方がいらっさりましたら去りゆく夏の思い出にぜひ。KAZAKの2冊にくわえ、大好きな宮沢賢治「注文の多い料理店」にオマージュを捧げたソロzine ”THE WILD CAT HOUSE" (通称:黄色いのん)もこちらで一緒に読むことができます。金沢は遠いよとおっさる関東の方は恵比寿TRAUMARISまたは渋谷Only Free Paperで、関西の方は京都モアレで、どうぞお手にとってごらんくださいましまし。KAZAKはともかくほかの方たちのzineがおもしろそうなので、わたしも行きたいよ金沢、と思ったらいてもたってもいられず思いきって出発。美術館見学後、忍者寺に行き、羽二重餅を食べ、小松弥助で寿司を食べ、夜はいたるで酒を飲み、気がついたら日本海に立っていた。

2011-08-02

never go backward

はじめてアメリカの地を踏んだのは14歳の時、ロサンゼルスだった。当時のわたしはとても感傷的になって、「はじめて見るアメリカの光景は一生忘れないように胸に刻もう」と強く思った。おかげで彼の国のことを思うとき、浮かんでくるのはいつも空港からのバスを降りた、なんのへんてつもない駐車場の景色。

2011-07-30

morning

1秒も休まず大人になっていく、と二十歳ぐらいのときに日記帳かなにかに書いたのを思い出した。それからずいぶんと長い時間が経っておばあさんになってしまった今でも、方眼用紙のようにえんえん続く毎日のなかに、たまに、ほんのたまにだけれど、たとえば今日のような、とてもきらきらしい一日があったりする。交わした数すくない言葉の奥に、羽毛布団のように、やわらかくあたたかいものが、ふくらんでいる。朝まであそんだ日のふわふわした、現実的でない、おだやかな感情にも似たそれは、しかしながらすこしの痛みを伴う。ひとりではけして体験することのできないそれは美しく、傷のついたものは遠くからきらきら光って見えるという。

2011-07-14

ある色がとつぜん気になってしまう周期ってだれにでもあると思うけど、わたしの場合は赤がわりと3年おきくらいにやってくるのですが、このたびペパーミントグリーンが、ひさしぶりにきました! 考えてみたら13年ぶりぐらいです。どうやって取り入れようかなあ。とりあえず全身でそれっぽく光ってみてます。

2011-07-11

ドドドドドドド

テリテリテリテリよう照る日差し、日中および夜中、寝苦しく夢見もわろく、風通しすこぶる悲惨な我が家においては扇風機のみでは到底しのげないレベルまできた。もう明日にでも、なくしたエアコンのリモコン買いに行きたい勢い。いまは凍らせたペットボトルをつねに肌にあてているという感じ、首すじがたしか体のなかで一番皮が薄い部のはずなので冬はここをあたため、夏はここを冷やすとよいと思って地道に実践している。しかしこれもすぐに水になる。いっそわたしも水になれたらねえ。とひょひょ。そんなこんなで早くも夏をあきらめそうだけど、向かうよ、週末はTOKYO ART BOOK FAIRに向かうよ。今年は参加はしてないけど、お客さんとして行きます。あと、テレビでバック・トゥ・ザ・フューチャーのシリーズをやっていて、ついつい観てしまいました。途中から観て、さらに途中でやめざるをえなかったのですが、やっぱりあれはめちゃくちゃおもしろい。ぐいぐい引き込むなにかがある。内容はまったくといっていいほど覚えていなかったけれど、はじめて観た当時、子供心にマーティーと吉田栄作になにか共通するものを感じていたのをうっすらと思い出すサンデイ。

2011-06-21

Swan

おかあさん もうわたし子供じゃないの バイトさせてください 


2011-06-11

うつせみ

まごうかたなき うつせみが あるというなら 見せてみよ 
ここにはないし どこにもないし
ウーンてなるわ

2011-03-18

ラブ注入

ブログを書こうとおもって自分のフォトストックを探ったけど、無邪気で明るくてみんながウキウキするような写真が一枚もないよ。どこかしらゆがんだのやねじれたのしかないよ。今はそういうのってあんまり必要じゃないよなあ。これはそのフォトストックのなかで、まあまあかわいい担当のキリンです。メエエエ。頭がハートなんだよ。

2011-03-13

tender is the night

I turned off the light in my room. hell-yeah. it's a beautiful night.
Praying for everybody in the north eastern Japan. Praying for all. Praying for peace.


Kazak

2011-01-18

:)

1, 2, 3, 4, hi to the world, thanks for visiting our blog. We are very impressed to find that we have regular readers from everywhere, such as United States of America, India, Russia and even Mars. Yeah, hi. How are you? Is it hot there? Do you drink water? Well, we're from this pretty small city called Tokyo. We eat vegetables and rotten beans. Rotten beans smell bad. Terribly bad like dirty socks. They're so sticky and you'll love them. bye. x

2011-01-13

Only Free Paper

渋谷のアメアパ近くにオープンしたOnly Free PaperさんでKAZAKをお取り扱いしていただけることになりました! ウィイイイイイ! フリーペーパーのみを扱う本屋さんという切り口は実験的かつ冒険的、斬新にして摩訶不思議、雑誌やテレビに取り上げられずいぶんと注目されているため、おしゃれな店内にはなにやらキリッと鋭そうなお客様がいっぱいいらっしゃいました。もじもじしていたらスタッフさんの方から声をかけていただけてうれしかったです。 置かれている冊子はすべてフリーのため商品の回転が速いそうで、もしご興味のある方がいらっしゃれば早いうちにお店へ行ってみてくださるとよいとおもいます。 わたしもまた追加納品などでうかがう予定です。そして、お店のブログでも紹介してくださっていました(ありがとうございます!)。自分のこどもが小学校に入学したような気分になりました。今夜はお寿司です。

2011-01-06

ああーん

年末ジャンボあかんかったあ〜。

2011-01-01

HAPPY 2011!!!!!!!

We wish you a great new year!!! KAZAK.